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観葉植物の植替えについて

自宅で育てている観葉植物、順調に大きく成長して喜んでいたら、急に葉っぱが黄色くなって、ポロポロと落ち始めてしまった。

なんで??ついこの前まで、とても元気だったのに。

急いて水やりしてみると、なんだか水の吸い込みも悪い。

鉢の下や、土の表面から根が出ているけど大丈夫かな。

 

こんな症状は、すべて根詰まりです。

植物が成長する=根も伸びている証拠です。

鉢の中で育った根は、隙間を探して鉢の中を埋め尽くすほどに根を張ります。

 

そこで必要になる大きなイベントが、「鉢の植替え」です。

これが大変なんです。。。

 

うまくやらないと、植物を傷つけて弱らせてしまう。

大きな植物を植え替えたいけど、とてもじゃないけど重くてできない。

 

そんな大変な植替えは、弊社にお任せください!

ご自宅やオフィスに訪問し、植物の植替えをすべて代行いたします!

植物の診断をして、植物の状態にあった土を配合。

そして、様々な活力剤を駆使して、植物のダメージが残らない植替えを行っております。

詳しくはお問い合わせから、お気軽に弊社までご連絡ください!

 

ラインによる無料相談も受け付けております!

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植替え手順

 

鉢から取り出す

根がパンパンに張るとなかなか鉢から取り出すことができません。

引っ張りすぎると、根がちぎれて植物に良くありません。

 

うまく外すコツは、植物の根元や幹を持って、鉢の縁をトントンたたくことです。

グーで叩くか、ゴムハンマーで叩くと効果的です。

こうすると驚くほど簡単に鉢から取り出せます。

 

どうしても、鉢から取れない場合は、仕方ないので鉢を叩いて割って取り出します。

これはストレリチア・オーガスタの植替えの際の写真。

根が張りすぎて陶器鉢から取り出せず、やむを得ず叩き割った写真です。

 

 

土崩しと根切り

鉢から取り出せたら、次に古い土を落とす作業になります。

 

ここで使用すると便利なのが、根かきという器具です。

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これを根の塊に突き刺し、ほぐすことで、古い土を取り除くことができます。

こんな具合に、根がほぐれると古い土が落ちます。

 

新しい土にする場合は、しっかりと古い土を落とし切った方がおススメです。

 

ここまで、出来たら次に根をカットします。

根のボリュームを落とすことで、同じサイズの鉢に植えることができて、鉢をスケールアップしなくても済みます。

逆にスケールアップする際は、根をカットしなくても大丈夫です。

 

ここで、気を付けるポイントがあります!

 

切ってよい根・切ってはいけない根

 

切ってよい根は、側根と呼ばれる細い根です。

栄養を取る機能があり、土の中を縦横無尽に張り巡らされます。

 

切ってはいけない根は、主根といわれる太い根で、植物の姿勢を保つための根です。

主根からは養分の吸収機能がないですが、その代わりに地上部が不安定にならないように、地中から植物を支えてくれます。

主根は植物の生命線。

カットすると回復に時間がかかるため、植物へのダメージも大きくなります。

太い真っすぐな根はカットしないように気を付けましょう。

 

 

土の配合

 

次に土についてご説明します。

土といっても、市販の土はさまざまあり、どれを使っていいかよくわかりませんね。

 

一番おすすめなのが、すでに配合してある観葉植物用の土を使用するのがおススメです。

様々なメーカーから、いろんな観葉植物用の土が出ています。

中に入っている成分の配合の違いでいろんな種類がありますね。

 

個人的には、どの土を使用してもOKと考えています。

ただし、重視しなくてはいけないのが、土の水はけです。

 

弊社で行っている方法をご紹介します。

植物の種類によって変化するのですが、一般的な観葉植物を想定してご紹介します。

 

 

一般的な観葉植物は水はけのよい土壌を好み、土が乾燥しやすく、根が呼吸できる環境を好んで成育します。

そこで、便利なのが、赤玉土や鹿沼土です。

 

火山性の土で、粒子径が大きいため、土の中に空気を取り込みやすく、さらに乾きやすい性質があるため、

水はけ重視の土つくりには欠かせないアイテムです。

この

白っぽい茶色い粒が赤玉土です。

 

この赤玉土と培養土を混合して使用します。

配合比率は、

 

赤玉土:培養土=6:4

を目安にしています。

 

 

 

鉢底石

 

いざ新しい鉢に植え替えるとき、鉢の底には穴が開いているはずです。

まずはここを塞ぎましょう。

 

使用するのは、鉢底ネットと鉢底石です。

 

ネットは、石や土が水と共に穴から流れ出ないように止める働きがあります。

メッシュ状の穴が開いている鉢にはネットはいりませんが、1つだけ穴が開いている鉢や、穴が大きな鉢には、ネットを使用すると良いでしょう。

 

そして、鉢底石を入れます。

これも、培養土をせき止める働きと、水はけを良くする働きがあります。

 

あまり多く入れる必要はありません、ちょうど鉢の底面が見えなくなる位の量が入っていれば十分です。

この写真は実際の植替えの写真です。

鉢の底に石を敷き詰めて、ちょうど底が見えなくなる位の量が入っています。

 

 

鉢の大きさ

植物を植え替えるときに、どんな大きさの鉢に入れれば良いでしょう?

答えは、一回り大きな鉢に植えこむのが適切です。

 

あまり大きな鉢に入れると、根から吸収できる分以上の水や養分が周りに余ってしまい、根腐れを起こしてしまいます。

 

鉢の表記は〇号と書かれているものが多いです。

号=寸の単位になり、号数を3倍した数字が、鉢の直径になります。

 

つまり、

直径15㎝の鉢は、5号鉢になります。

5(号数)×3=15(直径)

 

一回り大きい鉢というのは、1つ上の号数の鉢になります。

5号鉢なら、6号鉢。

7号鉢なら8号鉢。

このように1周り大きい鉢に植えこみます。

直径が3㎝ずつ大きくなるわけですね。

 

 

こちらに、鉢の号数と直径の表を書いておきます。

植替えの際に、こちらを参照して、次にどの大きさの鉢に植え替えるか判断してみてください。

 

号数と直径のサイズ

4号

12cm
5号

15cm

6号 18cm
7号 21cm
8号 24cm
9号 27cm
10号 30cm

 

 

 

 

配合用土に植えこむ

鉢底石が敷けたら、その上に培養土を入れて植物を植えこむ土台を作成します。

これも、ちょうど鉢底石が見えなくなる位の土の量があれば大丈夫です。

あまり多く土を入れると、鉢の口から根がはみ出してしまう恐れがあるので、なるべく薄めに土を敷きます。

また、平らにならすことが大事です、斜めになったり、ぼこぼこしないように気を付けて植えます。

 

 

底面が出来たら、植物を真っすぐに入れます、

この時、根が鉢の外に出ていないか確認してください、

根全体が鉢の中に入ったことを確認出来たら、先ほど作成した培養土を入れていきます。

 

 

土を入れるときのコツは、しっかり根と根の間にまで土を入れることです。

この時に箸などの細い棒で突き込んだり、鉢全体をトントンと床に軽く叩きつけて振動を与えて、根の周りに土を入れ込みます。

この、根の間に土を入れる作業が不十分だと、根が乾燥して傷む原因になるので注意してください。

 

土は、3段階に分けて入れると良いでしょう。

まず、根元に入れる土は、しっかり押し込んで株を固定するように固めます。

 

次に、鉢の真ん中あたりは、少し軽めに土を押し込みます。

 

最後に、鉢の上の方に土を入れる際は、あまりギュウギュウ押さず、軽くならす程度で十分です。

ただし、鉢の縁回りと株本だけしっかり押し込んで固定してください。

株本がぐらつくと、根が成長しずらくなるので、気を付けましょう。

 

 

土を全体的に押し固めすぎると水はけが悪くなるので、3段階に分けて土を入れる作業を行ってください。

また、株がぐらつかないように、しっかり、根の間に土を入れる事、また、株本と鉢の縁回りの土はちゃんと固定して植え替えてください。

植え替えた後に、株がぐらつかないかをチェックするのも良いでしょう。

 

 

 

 

水やり

植替えが終わった後は、必ず水やりをして土を水で締めてください。

水をやるとさらに根の隅々まで土が流れ込んで、株がしっかりと固定されます。

また、乾いた土のままでいると水枯れを起こすことがあるので、欠かさず水やりしてください。

 

ここで、水をやる量ですが。

鉢の容積の3倍くらいの水の量を与えるようにしてください。

 

新しい土全体を水に馴染ませるため、たくさんの量の水でまんべんなく水を行き渡らせるためです。

かなり水が多くなりますが、頑張って与えましょう!

 

水やりの際に、植物の活力剤を入れてやると、その後の回復が早まるでしょう。

 

 

 

植替え後の管理について

植替え後の植物は、人間でいうと、開腹手術をした後と同じです。

根にダメージを受けて少し弱っている状態です。

 

この時に、強い光に当てたり、熱さ・寒さに当てると、一気に弱ってしまいます。

植替えの後は、室内の半日蔭で1週間ほど管理してから、元も置き場に戻してみてください。

 

その後は、しっかり土が乾燥してから、たっぷりと水やりをして管理してください。

 

肥料は植え替えて宇すぐに与えないで下さい。

まだ根が回復していないうちに肥料を与えると、吸収できず土の中に残った肥料成分が根をダメにして、肥料やけを起こしてしまいます。

最低でも1か月は養生してから肥料を与えてください。

 

 

まとめ

今回は、観葉植物の植替えについてでした。

かなり大変な作業ではありますが、是非こちらを見て、うまく植替えができればうれしいです!

もし、わからないことや、植替えが難しい場合は、お気軽に弊社にお問い合わせください。

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