フィカス・アルテシマの育て方|初心者でも元気に育てる観葉植物の王道
鮮やかな黄緑の斑が美しい、フィカス・アルテシマ(Ficus altissima)。
ボリュームのある葉と存在感のある樹形で、室内の主役になる観葉植物です。
丈夫で育てやすく、初心者にも人気の王道グリーン。ここでは、失敗しない育て方のポイントを徹底解説します。
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【1. アルテシマの特徴】
・クワ科フィカス属
・明るい葉色と丸みのある葉が魅力
・耐陰性があるが、光があるとより美しく育つ
・空気清浄効果も期待できる観葉植物
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【2. 最適な置き場所】
・レースカーテン越しの明るい窓辺
・東向き or 北向きの柔らかい光がベスト
・暗い場所に長期間置くと斑が薄くなる
・直射日光は葉焼けの原因になるため注意
★ポイント
季節ごとに置き場所を微調整して、光環境を安定させることが大切!
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【3. 水やりの基本】
・春〜秋:土の表面が乾いたらたっぷり
・冬:乾燥気味に管理、与えすぎ注意
・受け皿の水は毎回捨てる
・葉が垂れる → 水不足のサイン
★注意
水をやりすぎると根腐れしやすいので、指でのチェックが最強!
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【4. 温度・湿度管理】
・生育適温:20〜30℃
・最低温度:10℃以上をキープ
・乾燥する冬は加湿&葉水で保湿
・エアコンの風が直接当たらない場所へ
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【5. 肥料】
・成長期(4〜9月):緩効性肥料 or 薄めの液肥
・冬は肥料を休ませる
・やりすぎは根を傷めるので控えめに
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【6. 植え替えと鉢選び】
・1〜2年に1回、5〜7月が適期
・根詰まりすると落葉が増える
・通気性の良い観葉植物用土に植え替え
・鉢底石で排水性アップ!
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【7. 剪定で樹形を整える】
・伸びすぎた枝は春〜初夏に切り戻し
・脇芽を出してボリュームUP
・切り口の乳白色の樹液には刺激があるので手袋を着用
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【8. トラブル症状と原因早見表】
・葉の斑が消える → 光不足
・葉先が枯れる → 水不足 or 乾燥
・葉が落ちる → 根腐れ or 温度低下
・ベタつき/黒い斑点 → 害虫のサイン(アブラムシ・カイガラムシなど)
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【まとめ】
フィカス・アルテシマは「明るい光」と「適切な水やり」が揃えば、初心者でもぐんぐん育ちます。
季節に応じて水・光・温度を見直しながら、鮮やかで健康的な葉を楽しみましょう!