フィロデンドロン・バーキンの育て方|初心者でも模様を美しく保つコツ
フィロデンドロン・バーキンの育て方|初心者でも模様を美しく保つコツ 白いストライプ模様が美しい観葉植物「フィロデンドロン・バーキン」は、 近年人気急上昇中の品種です。 光の当たり方や管理の仕方によって模様の出方が変わるため、 「せっかくの模様が消えた」「葉が緑一色になってしまった」という悩みを持つ方も多いはず。 この記事では、初心者でもバーキンの美しい模様を保ちつつ元気に育てられるよう、 基本の育て方とコツを解説します。 【フィロデンドロン・バーキンとは?】 フィロデンドロン属の園芸品種で、丸みのある葉に白いストライプ模様が特徴。 耐陰性があり、室内でも育てやすいことから初心者にもおすすめです。 ・原産地:熱帯アメリカ ・耐陰性:あり ・寒さ:やや弱い(10℃以上をキープ) ・成長スピード:ゆっくりめ 【置き場所|明るい日陰がベスト】 バーキンの模様は、**光量が少ないと消えてしまう**ことがあります。 一方で、直射日光には弱く葉焼けの恐れがあるため注意。 ✅ レースカーテン越しの柔らかい光 ✅ 東〜北向きの窓際なども適所 ✅ LEDライト補助も効果的(室内奥の場合) 【水やり|乾燥気味が基本】 根腐れを防ぐため、土の表面がしっかり乾いてからたっぷり与えましょう。 ✔ 春〜秋:週1回〜10日に1回が目安 ✔ 冬:2週間〜3週間に1回程度 ✔ 鉢皿の水は必ず捨てる ※葉水(霧吹き)で湿度を保つと、葉のツヤや病害虫対策にも◎ 【温度・湿度|寒さに注意】 バーキンは寒さに弱く、**10℃以下になると弱ることがあります。** ✔ 10〜28℃が理想的な環境 ✔ 冬は窓際を避け、暖かい部屋へ移動 ✔ エアコンの風が直接当たらないように配置 【土と鉢|通気性・排水性がポイント】 市販の「観葉植物の土」でOKですが、以下を追加するとより安心です。 ✔ パーライト・鹿沼土で排水性UP ✔ 素焼き鉢や通気性のある鉢がおすすめ 【肥料|生育期に薄めの液体肥料を】 春〜秋の生育期は、月に1回ほど薄めた液体肥料を。 冬は生育が鈍るため控えめにしましょう。 【剪定・模様の管理ポイント】 ✔ 古い葉・模様の薄い葉は思い切ってカットしてOK ✔ 新芽にストライプが出やすいので、明るさを意識 ✔ 栄養が分散しすぎないよう、過密になった葉は整理する 【模様が消える原因は?】 ・光量不足 ・肥料過多 ・株の個体差 → 条件が整えば模様は復活することも。あきらめずに環境を整えましょう! 【よくあるトラブルと対策】 ❌ 葉が黒くなる → 過湿や寒さの影響 ❌ 葉がしおれる → 根詰まり、根腐れ、水切れなど複合原因 ❌ 虫がつく → ハダニ、カイガラムシに注意 → 定期的な観察と風通しの良い管理を心がけましょう。 【まとめ|美しいバーキンを育てるために】 バーキンの模様はとても魅力的ですが、環境や育て方によって左右されます。 逆に言えば、育てる人の工夫次第でより美しく育てることができます。 初心者でもポイントさえ押さえれば十分に楽しめる植物なので、 ぜひご自宅にお迎えして、白いストライプが映えるグリーンライフを楽しんでください!
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