アイビーの剪定・カット方法|ボリュームUP&形を整えるテクニック
アイビー(ヘデラ)は、丈夫で育てやすく、観葉植物の中でも人気の高いツル性植物です。
しかし、放っておくとツルが伸び放題になり、見た目が乱れてしまうことも。
そこで重要なのが「剪定(カット)」による形の調整とボリュームアップです。
この記事では、初心者の方でも失敗しない、**アイビーの剪定方法・時期・コツ**を詳しく解説します。
【アイビーを剪定するメリット】
✔ 形を整え、見た目が美しくなる
✔ ツルが暴れず、管理しやすくなる
✔ 新芽が増えて、全体のボリュームがアップ
✔ 風通しが良くなり、病害虫の予防にも効果的
【剪定のベストタイミングは?】
✅ 春〜初夏(4月〜6月)が最適
→ 成長期なので、剪定してもすぐに芽吹く
✅ 秋口(9月頃)も軽いカットはOK
→ 冬に向けて形を整えておくとよい
✘ 冬はNG!
→ 成長が止まっているので、ダメージ回復が遅れる
【剪定の手順】
① 必要な道具を用意
・清潔なハサミ or 園芸バサミ
・ゴミ袋や新聞紙(後片付け用)
・アルコール or 消毒液(ハサミの殺菌)
② 枯れた葉・弱ったツルをカット
→ 茶色くなったり黄ばんだ葉は、根元から取り除く
→ 葉の少ない細いツルも整理するとスッキリ
③ 伸びすぎたツルを整える
→ 好みの長さより「2~3cm上」でカット
→ 芽の近くでカットすると、そこから新芽が出やすい
④ ボリュームアップしたい場所を剪定
→ 途中の節でカットすることで、分岐が生まれる
→ 濃い緑で葉がしっかり付いているツルは再利用(挿し木OK)
【剪定のコツ】
🌿 必ず芽の上でカット(芽の方向に注意)
🌿 カット後は明るい場所で管理し、風通しよく
🌿 水やりは剪定当日は控え、翌日以降に軽めに与える
【剪定後のアフターケア】
・剪定後は新芽が出るまで日当たりを確保
・数日後に緩効性の肥料を与えると回復が早い
・カットしたツルは挿し木に再利用できてエコ!
【剪定で失敗しないための注意点】
✘ 一気に切りすぎない(株が弱る原因に)
✘ 芽のない場所で切ると新芽が出にくい
✘ 鉢の中が蒸れないよう、風通しを意識する
【まとめ】
アイビーは「剪定するほど元気になる」植物です。
定期的にカットして形を整えることで、美しい姿を長く保てます。
初心者でも簡単に取り組める剪定テクニックをマスターして、
お部屋や玄関先に映えるグリーンに育ててみましょう。