葉が黄色くなる・シワが入るのはなぜ?サンセベリアのSOSサインを見逃すな!
葉が黄色くなる・シワが入るのはなぜ?サンセベリアのSOSサインを見逃すな! 丈夫で育てやすいとされるサンセベリアですが、 「葉が黄色くなってきた…」 「触るとシワシワしてる…」 そんな症状が出ていたら、それは**サンセベリアからのSOSサイン**かもしれません。 この記事では、葉の異変の原因と、それぞれの対処法をわかりやすく解説します。 【症状1:葉が黄色くなる】 ● 主な原因と対処法: ■ 原因1:水のやりすぎ(根腐れ) - 葉が黄色くなり、根元がブヨブヨしてくる - 土が常に湿っていると根が腐って養分を吸えなくなる → 対処法: - 鉢から抜いて根をチェックし、黒い根はカット - 通気性のよい土に植え替え、風通しの良い場所で管理 - 水やりは「土が乾いてからたっぷり」に見直す ■ 原因2:日光不足 - 光が足りないと光合成がうまくできず、葉が黄色に - 葉全体が淡くなるように変色していく → 対処法: - レースカーテン越しの明るい場所へ移動 - 日中3〜4時間ほど間接光が入る場所が理想 - 冬や暗い部屋では植物用LEDを補助的に使うのも◎ ■ 原因3:肥料のやりすぎ(肥料焼け) - 葉の先や縁が黄色〜茶色に変色 - 特に液肥の濃度が高すぎると起こりやすい → 対処法: - 肥料は一度ストップ - 鉢底から水を流し、土をリセット - 肥料は「薄めて月1回程度」が基本 【症状2:葉にシワが入る・しぼむ】 ● 主な原因と対処法: ■ 原因1:水不足 - 葉の表面がしぼんだようにシワシワに - 葉全体がややしなびて、ハリがなくなる → 対処法: - 鉢底から水が出るまでしっかり水やり - 数時間〜1日でピンと張る場合は水不足が原因 - 土が乾きやすい環境では水やり頻度を見直す ■ 原因2:寒さによるダメージ - 葉の中の水分がダメージを受けてしおれる - 冬場、窓際や玄関などの冷気に注意 → 対処法: - 室温15℃以上をキープ - 冬は部屋の中央に移動し、冷気・直風を避ける 【早期発見でトラブルを最小限に】 サンセベリアの葉は、体調のバロメーター。 小さな異変が大きなトラブルの前兆になっていることも多いです。 ● こまめにチェックしたいポイント - 葉の色、ツヤ、ハリ - 根元の状態(土がずっと濡れていないか) - 日照や風通しは十分か 【まとめ】 サンセベリアの葉が黄色くなる・シワが入るのは、**水・光・温度のどこかに原因があるサイン**。 その変化を見逃さずに適切に対処すれば、健康な状態に戻すことは十分に可能です。 大切なのは、観察と早めのケア。 今日からサンセベリアの「葉の声」に、耳を傾けてみませんか?
前の記事へ
« サンセベリアの葉が柔らかい・倒れる原因と復活方法次の記事へ
冬の管理がカギ!サンセベリアの寒さ対策と冬越しマニュアル »