アグラオネマの葉が垂れる・黄色くなる原因と対処法

「最近アグラオネマの葉が元気がない…」  
「葉がしんなり垂れてる」「黄色くなってきた」  
そんな変化は、植物からのSOSサインかもしれません。

この記事では、アグラオネマの葉が垂れる・黄色くなる主な原因と、すぐにできる対処法をわかりやすく解説します。

【葉が垂れる・黄色くなるのはなぜ？】

原因1：水のやりすぎ（過湿）

● 症状  
- 葉がしんなり垂れる  
- 下葉から黄色く変色  
- 土がずっと湿ったままになっている

● 対処法  
- 土の乾き具合をチェックし、水やり頻度を減らす  
- 鉢底の水はしっかり捨てる  
- 通気性の良い土や鉢に植え替えるのも効果的

原因2：水切れ（乾燥）

● 症状  
- 葉がしおれて下を向く  
- 茎もやややわらかくなる  
- 葉先から黄色〜茶色くなる

● 対処法  
- 鉢底から水が出るまでたっぷり水を与える  
- 土がカラカラの場合は、鉢ごとバケツに浸して吸水させる  
- その後は「土が乾いたら水やり」を徹底する

原因3：日光不足

● 症状  
- 葉の色が薄くなり、黄ばむ  
- 成長が止まる  
- 茎が間延びする（徒長）

● 対処法  
- 明るい日陰やレース越しの光に移動  
- LED植物ライトを補助的に使用するのもおすすめ  
- 直射日光は避けるが、やさしい光は必要

原因4：寒さ・温度変化

● 症状  
- 葉が一斉にしおれて垂れる  
- 葉が黒ずむ、黄変する  
- 冬に起こりやすい

● 対処法  
- 室温15℃以上をキープ（理想は20〜30℃）  
- 冬は窓際や玄関を避け、冷気の当たらない場所へ  
- エアコンの風が直接当たるのもNG

原因5：根詰まり・根腐れ

● 症状  
- 土は乾いているのに葉が元気がない  
- 鉢底から根が出ている  
- 水やりの直後でもすぐに葉が垂れる

● 対処法  
- 鉢から抜いて根の状態を確認（黒い根は腐敗）  
- 傷んだ根をカットし、新しい土で植え替える  
- 1〜2年ごとの植え替えを習慣にすると◎

【葉が復活するまでの見守りポイント】

・すぐに肥料を与えない（根に負担がかかる）  
・数日〜1週間で変化がなければ植え替えを検討  
・新しい葉や芽が出れば回復の兆し！

【予防のためのポイントまとめ】

✓ 水やりは「土が乾いたらたっぷり」  
✓ 明るい日陰に置く（直射日光は避ける）  
✓ 風通しと室温の安定を意識する  
✓ 1〜2年ごとの植え替えで根を健康に保つ

【まとめ】

アグラオネマの葉が垂れたり黄色くなるのは、環境や水やりのミスが主な原因。  
早めに対処すれば、再び美しい姿を取り戻すことができます。

まずは「水」「光」「温度」「根」の状態を見直して、やさしくケアしてあげましょう。  
きっとまた、ツヤツヤの葉が戻ってきてくれますよ。