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防犯とお庭つくり

最近、民家に強盗が入って現金を取られる事件が多発しています。

中には住人に被害が及び、殺人事件や傷害事件に発展するケースもあります。

いつ自分の家が被害にあうかもわからないご時世で、怖いですね。

 

そこで、今話題になっているのが防犯砂利だそうです。

踏むとじゃりじゃりと音が鳴ることで、侵入者の存在が分かりやすくなるそうで、確かに足音が大きく、不審者の侵入に気が付くには十分な音が出ます。

また、見た目にも清潔感があり、防犯上だけでなく、美観的にも優れた商品であると印象を持ちました。

 

この防犯砂利、ホームセンターなどで60L くらいの大きなサイズでも販売されており、手軽に入手することができるのが特徴でしたが、昨今の強盗事件の多発により、入手が困難となっているそうです。

 

 

今回は、防犯目線でお庭を見たとき、気を付けるべき点についてまとめてみました。

春になってお庭メンテナンスの時期になりましたが、ついでに防犯対策も考えてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

防犯対策で必要な事

防犯で必要な事は4つあると言われています。

・明るさ

・音

・時間

・人目

 

明るさは、電気をつけるなどで対策をします。点滅するライトなどを嫌う傾向にあるようです。

 

音については、線路沿いや繁華街や国道の近くなど、騒音で足音やガラスを割る音を隠す事ができる環境は狙われやすくなるとの事です。

閑静な住宅街の場合は、逆に狙われずらいです。

さらに、防犯砂利を敷くことで、足音がたって犯人は嫌がるようです。

 

時間については、鍵を開けるなど侵入に時間がかかる事を嫌がります。

時間が経つだけ人目に付くリスクが高くなるので、ピッキングされずらいカギに交換するなど工夫が必要です。

 

さて、最後に残った人目ですが、実はこれは園芸にとても関連が深い事項なのです。

犯人は、人目に付く事を嫌がります。

そこで、シンボルツリーや素敵なガーデニングを行うことで、周りの人の注目が集めることで防犯対策にもつながると言われています。

 

また、防犯のために棘のある植物や、葉の固い植物を植える方もいらっしゃいます。

ソテツやサボテンなど、育てやすく防犯性も高い植物を植えることで、お庭つくりと防犯の両面で活躍させることができるのです。

 

別の例では、銀行などではわざと観葉植物を配置することで、事件があった際の犯人の身長を図る目安として使用しているそうです。

店舗で観葉植物を置く際は、癒しのためではなく、このような使い方で犯人の情報取得につなげることもできるのです。

 

 

 

防犯に使える植物

ソテツ

ソテツ(蘇鉄)の花言葉|花の時期や種類は?風水で縁起がいいの? - HORTI 〜ホルティ〜 by GreenSnap

乾燥にも強く育てやすい植物です。

ドライガーデンにも使用され、お手間いらずで育てる事が出来ます。

葉が固く、先がとがっているため、侵入路になるような場所に植栽すると防犯効果が絶大と言えます。

成長に時間がかかる植物なので、最初からちょっと大きめの株を購入されると良いでしょう。

 

 

ユッカ・グロリオーサ

楽天市場】ユッカ グロリオサ 'バリエガータ' : おぎはら植物園

こちらも乾燥に強く、耐暑性、耐寒性にも優れる丈夫な植物です。

剣の様に伸びた葉の先には鋭い棘があります。

かなり鋭い棘なので、刺さると大変痛く、防犯効果は非常に高い植物と言えます。

地植えにして生育することができるので(関東以西)、ドライガーデンとしても活躍できます。

育てやすく良く増えるので、初心者でも大きく育てやすい植物でしょう。

 

 

アガベ

庭でダイナミックオーナメンタルに育てたい耐寒性アガベ 概要編【乙庭Styleの植物24】 | GardenStory (ガーデンストーリー)

多肉質な葉が特徴で、葉の側面と先端に鋭い棘があります。

大変乾燥に強い植物なので、お手間いらずで管理できるのが特徴です。

頻繁な水やりも必要なく、割と放っておいても育つ植物です。

大きなものになると背丈が2m以上にまで成長する株もあります

 

 

育てやすく、防犯にもなる植物はその他にもたくさんおります。

棘の生える植物は比較的防犯に役立ちそうですね。

棘のある植物は、乾燥気味で育てられる種類が多そうです。

 

防犯における観葉植物のメリット・デメリット

メリット

防犯における最大のメリットは、植物自体が障害物となって侵入を防ぐパターンです。

上記のような棘ものなんかは、痛くてとても侵入することができません。

 

その他、見た目にも美しい植栽は人目を惹きます。

それだけ注目度が上がるお庭は、人目を避けたい犯人からは嫌われる性質にあるでしょう。

 

植物の周りに防犯砂利を敷くことで、足音を目立たせて犯人の存在を知らせる効果も期待できます。

これは植物の効果ではないですが、お庭つくりという観点では防犯に役立ちます。

 

 

デメリット

逆に、手入れのされていない、見た目にも汚くなってしまったお庭は、犯人にとって都合の良い隠れ家になってしまいます。

雑草が生えていたり、ツタが生えて植物に絡みついたりすると、ぱっと見て死角が多くなります。

 

伐採した太い木が枯れて、背の高い切り株になっている部分は、都合の良い踏み台となってしまい、空き巣などの侵入を手助けしてしまう事でしょう。

必ず、伐採の時は地際で切り倒すように心がけましょう。

 

 

 

 

まとめ

観葉植物と防犯の関係性についてお話いたしました。

結論、お庭に植物を置くことは防犯につながりますが、

きちんと手入れをして、キレイに保つことが重要という事です!

 

また、チョイスする植物は、なるべく棘のあるものや葉の固い植物を選ぶと、防犯性能がぐっと上がります。

狭い通路や、外から死角になる場所などに植えるのがおススメです。

 

昨今急激に増加している、強盗や空き巣などの被害に対し、少しでも植物がお役に立てればうれしい限りです。

もし、植栽や防犯砂利の設置、お庭のメンテナンスでご入用の際は、いつでも弊社にお問い合わせください!

 

 

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