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常緑樹の剪定タイミング~冬に切ってはいけません~

年末になってお庭をスッキリと整えたい方も多い季節になりましたね。

弊社でも東京都と神奈川県内でお庭をお持ちの方々から、木の剪定を依頼されることが多くなってきました。

 

前回は落葉樹の剪定時期についてご説明しました。

今回は、常緑樹についてです。

 

樹には大きく分けて、落葉樹と常緑樹の二種類があります。

葉が落ちない常緑樹は、常に葉姿を楽しむことができるため、一年中緑を楽しみたい方には大人気の木です。

 

さて、そんな常緑樹ですが、常に葉をつけているわけなので、

剪定をしないとどんどん伸びてしまいます。

では、常緑樹はどのタイミングで剪定をすればよいのでしょうか?

 

常緑樹のメカニズムから紐解いてご説明いたします。

 

 

常緑樹はなぜ葉が落ちない?

葉が落ちる落葉樹は、幹や枝に栄養を保存することで、葉を落としてエネルギーコストを抑える働きがあると、前回のブログでご説明いたしました。

では、なぜ常緑樹は常に葉をつけることができるのでしょうか?

 

正解は、常緑樹は葉に栄養を蓄えるからです。

 

常緑樹は、なるべくたくさん葉をつけて、葉に栄養を蓄えることで冬越しします。

落葉樹と全く逆の性質があります。

 

成長期にたくさんの葉をつけて、休眠期に栄養を備えた葉を沢山保持することで冬越しのための栄養を蓄えるわけです。

 

なので、冬に葉を落としてしまうと、栄養が逃げてしまい、

冬越ししにくくなってしまうのです。

 

 

冬に強剪定NG! 生育期の強剪定OK!

上記のとおり、冬になるべくたくさんの葉を残しておきたいので、冬季の強剪定は避けた方が良いでしょう。

冬は枝先を整えるくらいにとどめておき、なるべく葉を残した剪定を心がけましょう。

 

冬に強剪定をすることで、葉が少なくなり、栄養分が減少し、樹勢回復しずらくなります。

最悪、切った部分から枯れることもあるので、真冬に太枝をザクザク切るのは避けましょう。

 

常緑樹をカットするタイミングは、成長期が一番。

5月~7月の真夏を迎える前にカットするのがおススメです。

梅雨は蒸れてカビが湧きやすくなるため、梅雨入り前にカットしてあげるのが良いでしょう。

 

成育時期の剪定は、枝の先に葉が3,4枚ついていればOKです。

スッキリ、さっぱりと剪定しましょう。

 

 

 

 

常緑のメリット

常緑樹を庭木として植える際のメリットをピックアップしました。

 

常に緑を楽しめる

一年中葉が茂るため、常に緑を楽しみたい方には大変おススメです。

シンボルツリーを常緑樹にすることで、常に美しい緑が生えるお家になります。

また、緑色以外の葉の木も楽しむことができるので、お好みの色やデザインの葉があれば、プロに相談してみても良いでしょう。

 

目隠しになる

常に葉が茂っているので、生け垣に利用できる種類の樹種は、目隠しとして使用することができます。

隣の家との境界や、玄関前など、壁の様に周りからの視界を遮ってくれます。

生け垣は、定期的に刈り込んで形を整えておくと、清潔感のある雰囲気が楽しめます。

 

日よけになる

大きな木を家の前に植えることで、日よけになって、涼しんで暮らせます。

木漏れ日が差し込むお部屋を創ることができます。

日よけだけでなく、防音、防風の役目も果たすため、人々の生活によく利用されています。

 

南向きのお庭にシンボルツリーを一本植えるだけで、直射日光を遮ります。

木漏れ日が心地よい、明るいお部屋を作り出す事ができます。

 

シンボルツリーとして活躍する

常緑樹は常に葉がついているため、一年を通してボリュームたっぷりな葉姿を楽しめます。

大きな常緑樹は、お家のシンボルとして活躍することでしょう。

 

「立派な木のあるお家」

として、有名になるかもしれませんね!

 

大きな常緑樹を植えると、それだけでお庭の雰囲気が決まります。

さらに別の植物を植えて、植栽を楽しんでみてください。

 

 

常緑のデメリット

 

病気の対処

常緑樹は常に葉がついているため、葉が病気になると、なかなか根治しずらいです。

定期的に薬をかけて処置しても、内側の葉が混みあっていると、蒸れてカビが湧いたり、虫が発生するなどして

被害に悩まされてしまいます。

 

定期的に剪定を行って、風通しを良くすることが大切です。

しっかり、幹まで空気が流れるように葉の量を調整してください。

 

 

定期的に剪定が必要

前述のとおり、葉が混みあったままにしておくと、風通しが悪くなってしまい虫やカビが発生するリスクが高くなります。

成長期の時期に、スッキリと剪定を行い風通しが良くなるようにお手入れすることが大切です。

 

生け垣も放置すると、見た目は元気でも、見えない内側の葉がボロボロと落ちてきて、

ボリュームが少なくなることがあります。

植物全て剪定は必須です。

生け垣はこまめに刈り込んで、樹木は1年に1度は剪定を行ってメンテナンスしてください。

 

 

 

まとめ

 

常に葉を楽しむことができる常緑樹は、お庭のメインツリーになる事間違いなしです!

大きく育てた素敵な木と共に生活するのは憧れですね。

 

その分剪定やお手入れが重要になります。

年に一度、きちんとメンテナンスすることで、病害虫の被害を防げます。

さらに、伸びすぎて手に負えなくなったり、樹形が乱れてカッコわるくなることもありません。

 

木の剪定は専門的な知識がないと、誤った剪定の仕方をしてしまい、

せっかくの木の形が極端に悪くなります。もったいないですね・・・。

 

そんなときは、弊社にお任せください!

どんな植物でもお手入れができる、技術と知識が自慢です!

お気軽にお問い合わせください!

 

 

 

 

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