冬越しの注意点|寒さに弱いディフェンバキアを枯らさないために
美しい斑入り葉が魅力のディフェンバキア(Dumb Cane)は、寒さに弱い観葉植物です。冬の管理を誤ると、葉が黄色くなったり株全体が弱ってしまいます。この記事では、冬越しの注意点を徹底解説します。
【1. ディフェンバキアの耐寒性】
・理想温度:20〜30℃
・最低温度:10℃前後が限界ライン
・5℃以下に長時間さらされると、葉が垂れたり根が傷んで枯れるリスクが高まる
【2. 冬に起こりやすいトラブル】
・葉が黄化、落葉する → 低温・光不足が原因
・土が乾かないのに葉がしおれる → 過湿+低温で根腐れ
・葉先が枯れる → 暖房の乾燥風や湿度不足
【3. 室内での置き場所】
◎ 窓際(南向き)のレース越し光が理想
・夜間は窓際が冷え込むため、50cm以上離すかカーテンで断熱
・エアコン直風が当たらない場所に置く
【4. 温度管理の工夫】
・最低でも10℃を下回らないようにする
・暖房をつける際は加湿器を併用し湿度を50〜70%に維持
・床からの冷気を避けるため、鉢はスノコやスタンドに置くと安心
【5. 水やりのポイント】
・冬は成長が緩やかになるため「控えめ」に
・土の表面が乾いて2〜3日してから与える
・受け皿に水をためっぱなしにしない(低温下で根腐れの原因に)
【6. 肥料について】
・冬は成長が止まるため基本的に不要
・与えると肥料焼けを起こしやすい
【7. 葉水・湿度対策】
・乾燥するとハダニが発生しやすい → 霧吹きで葉裏を中心に湿度を補う
・加湿器や水を張ったトレイを利用すると安定して湿度管理できる
【8. 冬越しチェックリスト】
□ 室温10℃以上をキープ
□ 夜間の窓際冷気を避ける
□ 水やりは乾かし気味に調整
□ 加湿器や葉水で湿度50〜70%
□ 肥料はストップ
【まとめ】
ディフェンバキアを冬に枯らさないポイントは「温度・水・湿度」。
最低温度を守りつつ、乾燥や過湿を避ければ冬越しは難しくありません。春になれば再び美しい斑入り葉を展開してくれます。