アイビーに合う土と鉢の選び方|元気に育てる植え替えテクニック
アイビーに合う土と鉢の選び方|元気に育てる植え替えテクニック アイビー(ヘデラ)はつる性の観葉植物で、丈夫で育てやすいことで人気です。 しかし、適した「土」と「鉢」を選ばないと、根腐れや生育不良を引き起こすこともあります。 今回は、**アイビーを元気に育てるための土と鉢の選び方、そして正しい植え替えのテクニック**を解説します。 【アイビーに適した土の特徴】 アイビーが好むのは、次のような性質のある土です。 ✅ 通気性がよく、排水性に優れている ✅ 適度に保水性がある ✅ 病害虫が発生しにくい ■ 市販の土ならこれがオススメ ・「観葉植物用培養土」…初心者でも使いやすくバランス◎ ・「アイビー専用土」…保水・排水のバランスが最適に配合されている ■ 自分でブレンドする場合の配合例 ・赤玉土(小粒):6 ・腐葉土:3 ・パーライト or バーミキュライト:1 【おすすめの鉢の種類とサイズ】 土と同じくらい重要なのが「鉢の選び方」。 特に、排水性と通気性の良さを意識しましょう。 ✔ 鉢底に穴がある鉢を選ぶ → 水はけを良くし、根腐れを防ぐために必須! ✔ 鉢底石を入れるのがおすすめ → 通気性を高め、余分な水分が溜まるのを防げます ✔ プラスチック鉢 or 素焼き鉢? ・プラスチック鉢…軽くて管理しやすい、保水性が高め ・素焼き鉢…通気性が抜群、蒸れやすい夏場におすすめ ✔ 鉢のサイズはひと回り大きめを → 今より直径+2〜3cmが目安。大きすぎると根腐れしやすいので注意 【植え替えのタイミング】 ■ 適期:春〜初夏(5月〜6月)/秋(9月〜10月) ■ こんな時は植え替えを検討 ・根が鉢の底から出ている ・土の乾きが極端に早い/遅い ・2年以上植え替えていない ・元気がない・成長が止まった 【アイビーの植え替え手順】 ① 鉢から優しく株を取り出す → 根を傷つけないよう丁寧に ② 古い土を1/3〜1/2ほど落とす → 黒ずんだ根、腐った根は切って整える ③ 鉢底石を入れ、土を少し入れる → 鉢の1/4〜1/3程度が目安 ④ 植物を中心に置いて土を足す → 茎の根元が土に埋もれないよう注意 ⑤ 植え終わったらたっぷりと水を与える → その後は明るい日陰で1週間ほど養生させる 【植え替え後の管理ポイント】 ☑ 強い直射日光は避ける(葉焼け防止) ☑ 肥料は2〜3週間後から再開 ☑ 水やりは「土が乾いてから」に徹底 【まとめ|適した土と鉢が、アイビーの元気を左右する】 ☑ 通気性・排水性の良い土が基本 ☑ 鉢は底穴付き&通気性重視で選ぶ ☑ 植え替えは年に1回が理想 ☑ 古い根を整え、やさしく植え替えるのがコツ 正しい土と鉢を選び、根にとって快適な環境を整えてあげることが、アイビーを長く元気に育てる最大のポイントです。 ぜひこの機会に、お家のアイビーを一回り大きく育ててみてください🌿
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