冬に弱るベンガレンシス｜寒さ対策と冬越しのポイントまとめ

夏は元気だったベンガレンシスが、冬になると急に元気をなくしてしまう…  
そんな経験はありませんか？

フィカス・ベンガレンシスは熱帯原産の植物。  
寒さには強くないため、日本の冬を乗り越えるには**適切な対策**が必要です。

この記事では、**冬に弱る原因・寒さ対策・冬越しのポイント**を詳しくご紹介します。

【なぜベンガレンシスは冬に弱る？】

■ 原因① 気温の低下

- 10℃を下回ると成長が止まり、葉が落ちることも  
- 5℃以下になると枯れるリスクが高まる

■ 原因② 日照不足

- 冬は日照時間が短くなり、光合成ができずに弱る  
- 特に北向きや日陰では、光量が不足しやすい

■ 原因③ 空気の乾燥・冷たい風

- 暖房や窓の隙間風で葉が乾燥・チリチリになる  
- 乾燥しすぎると葉先から茶色くなる

【冬越しのポイント① 室内に取り込む】

- 気温が15℃を下回ってきたら、室内へ移動  
- 明るくて風の当たらない場所を選ぶ  
- 窓際は昼間は◎だが、夜間は冷気に注意（カーテンで仕切るなど）

【冬越しのポイント② 水やりを控える】

- 成長が止まる冬は、水の吸収も少ない  
- 土が乾いてから2〜3日置いて、水を控えめに与える  
- 水やりの頻度は「月1〜2回程度」でもOK（過湿NG！）

【冬越しのポイント③ 葉水で湿度を保つ】

- 暖房の乾燥対策に霧吹きで葉水を  
- 葉の表面のホコリも取れて、光合成の効率UP  
- ただし、冷たい時間帯の葉水は避ける（朝10時〜昼が◎）

【冬越しのポイント④ 肥料はストップ】

- 冬は成長がほとんど止まるため、肥料は不要  
- 肥料を与えると根を傷める恐れがある  
→ 春になるまで「与えない」が基本

【寒さ対策グッズ活用も◎】

✓ 鉢の底冷え防止 → 発泡スチロールやコルクマット  
✓ 窓際の冷気カット → プラダン、カーテンなど  
✓ 加湿器で湿度50〜60％キープ

【まとめ】

フィカス・ベンガレンシスの冬越し成功のカギは「寒さ・乾燥・水やりの管理」。

- 気温10℃以上をキープ  
- 水やりは控えめに、根腐れ注意  
- 暖かくて風の当たらない明るい場所へ

これらのポイントを守れば、春には再び元気な新芽が出てきます。  
冬のケアをしっかり行って、ベンガレンシスを長く楽しみましょう！