アグラオネマの葉先が枯れる理由|湿度不足?水不足?
アグラオネマの葉先が枯れる理由|湿度不足?水不足? 「アグラオネマの葉先が茶色くなってきた…」 「枯れているわけじゃないけど、なんだか元気がない…」 そんなときにチェックしたいのが、**湿度と水分管理**です。 この記事では、アグラオネマの葉先が枯れる原因と、状態別の正しい対処法を解説します。 【葉先が枯れる主な原因】 原因1:空気の乾燥(湿度不足) ● 症状 - 葉の先端が茶色くパリパリになる - 他の葉は元気でも、先だけが枯れる - 冬場やエアコン使用中に多く発生 ● 対処法 - 室内湿度を50〜60%に保つ(加湿器が有効) - 朝の葉水(霧吹き)で葉をうるおす - 植物のそばに水を張った容器を置くのも◎ 原因2:水不足(土が乾きすぎ) ● 症状 - 葉先だけでなく、葉全体がややしおれる - 土の中までカラカラに乾燥している - 葉先→葉縁→全体と徐々に枯れていく ● 対処法 - 土が乾いたら鉢底から水が出るまでたっぷり水やり - 急な水やりで吸収しないときは、鉢ごとバケツに浸して吸水 - 水やり後はしっかり排水し、受け皿の水は捨てる 原因3:水のやりすぎ(過湿) ● 症状 - 土は濡れているのに葉先が茶色くなる - 根が弱って水を吸えず、葉先が枯れる - 下葉が黄色くなることもある ● 対処法 - 水やりは「土が乾いてから」に切り替える - 根詰まりや排水不良が疑われる場合は植え替えを検討 - 鉢底の水のたまりをなくし、通気性のある土に変更 原因4:肥料の与えすぎ(塩害) ● 症状 - 葉先から急に茶色く変色 - 葉の縁に沿って黄色~茶色くなる - 特に液肥を頻繁に与えているときに起こりやすい ● 対処法 - 一時的に肥料をストップ - 鉢底からたっぷり水を流して土をリセット - 肥料は「薄めたものを月1~2回」が基本 【予防のための環境づくり】 ✓ 室温15〜30℃、湿度50〜60%をキープ ✓ 風通しの良い明るい日陰に置く ✓ 霧吹き(葉水)は朝に軽く行うのがおすすめ ✓ 鉢や土の状態を1〜2年に1回見直す 【まとめ】 アグラオネマの葉先が枯れるのは、湿度不足・水分管理ミス・肥料過多が主な原因です。 「なんとなく葉の先が茶色いな」と思ったら、環境とお手入れ方法を一度見直してみましょう。 小さなサインを見逃さず、丁寧にケアすることで、再びツヤのある美しい葉を取り戻すことができます!
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