葉水は必要?アジアンタムの湿度管理とトラブル予防テク
葉水は必要?アジアンタムの湿度管理とトラブル予防テク
アジアンタムは湿度を好む繊細なシダ植物。
葉が乾燥しやすく、少し環境が合わないだけで「チリチリ」「パリパリ」といった葉トラブルが起きがちです。そんなとき役立つのが「葉水(はみず)」というケア方法。
この記事では、アジアンタムに葉水が必要な理由と、湿度管理のコツ、よくある失敗とその予防法を紹介します。【葉水とは?】
葉水とは、霧吹きなどで葉に水を吹きかけるお手入れ方法です。
空気中の湿度が不足しているときに、葉の表面から水分を与えることで、乾燥対策になります。【アジアンタムに葉水が必要な理由】
・空気の乾燥にとても敏感な植物だから
・葉が細かく薄いため、水分の蒸発が早い
・湿度が低いと葉先がチリチリになりやすい
・葉水で害虫(特にハダニ)予防にもなる【葉水の正しいやり方】
● タイミング:
- 朝 or 日中(夕方〜夜はカビの原因になる)
- 冬や乾燥が激しい季節は1日1〜2回が理想● 方法:
- 霧吹きで葉の表と裏にまんべんなくスプレー
- 水滴が垂れるほどではなく、しっとりする程度
- 葉の中心や根元に水が溜まらないように注意● 使用する水:
- 常温の水がベスト(冷水は根や葉を傷める可能性)
- 塩素が気になる場合は一晩汲み置きすると安心【葉水だけでは足りない?湿度管理の工夫】
葉水はあくまで一時的な加湿手段。
室内全体の湿度を保つには、以下の工夫が効果的です。● 加湿器の使用(最も安定して湿度を保てる)
● 鉢の近くに水を入れた容器を置く(自然蒸発を活用)
● 植物同士を近くに置くことで、蒸散効果を高める
● 受け皿に軽石+水を敷いて簡易湿度トレイにする【葉水で起こりがちな失敗と注意点】
× 夜にたっぷり葉水
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